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磁器散策 − 新聞掲載 −

2021年8月22日(日)
 本日、昨日の
 「第1回 伊万里・有田焼伝統工芸士会&佐賀県陶磁器技能士連合会 合同作品展」
 が毎日新聞に掲載されました。どうぞご覧ください。

伊万里・有田焼 初の合同展開幕
伝統工芸と近代技術駆使
 伊万里・有田焼伝統工芸士会と県陶磁器技能士連合会の第1回合同作品展が
21日、有田町の県立九州陶磁文化館で開幕した。100年以上前の技を伝える伝統
工芸士と明治以降の近代技術を駆使する技能士計35人が食器や花器など約100組
・150点を出展。開会式で、両会の市川光山会長(60)は、「磁器発祥の地・有田
400年の歴史の全ての技術を見ることができる」とあいさつした。入場無料、29
日まで。
 毎年1回開催の伊万里・有田伝統工芸士展が今年20回目の節目を迎えるのに合
わせて、合同展に改めた。来年以降も続ける方針。
 開会式後、展示場に移った参加者焼く50人は市川会長の解説に耳を傾けた。
市川会長は自作の皿「色鍋島」を例に伝統工芸士は「自然に委ねて乾燥させて
いる」と説明。一方、技能士連合の浦郷壮さん作「青白磁つる首花瓶」は機器
を使った人工乾燥でゆがみのない凛とした姿を形成していると指摘した。
【峰下喜之】

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